ウェデイングドレスは、胸や肩、背中を露出したデザインが多く、長袖やハイネックであっても、レースやチュールなど透ける生地が使われています。また、ドレスの裾も多くの場合は床まで届く長さです。そのため、姿勢の良さが全体の印象に大きな影響を与えます。

 

・昔からドレスを着ている国の女性と日本女性の違い

欧米の国の人々は、高齢になっても胸や背中の開いたドレスをきれいに着こなしますが、残念ながら日本人の中は、まだ若くてもドレスが映えない女性もいます。この差は文化の違いと骨格的な違いです。

マーメイドラインウェディングドレス バックスタイル

LD3905(東京日本橋店で試着可)

日本の女性はつつましさを美徳としますが、欧米では矜持が大切にされています。その為、日本女性はかしこまった姿勢として前かがみになることが多く、欧米の女性は胸を張ることが多いのです。そして、欧米では生活レベルにもよりますが、ロングドレスを着る機会が多く、ドレスを着なれているという文化の違いもあります。

また、欧米人の多くは、骨格的に肩が開いているので、背筋がすっと伸びている人が多いのですが、日本の女性は骨格的に前肩の人が多いのです。前肩は、背中は丸くなりやすく、その結果、頭部が前に出てしまいます。デコルテを美しく見せる為には、開いた型と伸びた背筋必要です。

ウェディングドレス姿

 

・美しい姿勢の作り方

足の裏に均等に重心をかける

…姿勢の悪い人はかかと重心になっています。かかと重心になると、背中が後ろに落ちて丸くなるので、バランスをとる為、頭部が前に突き出てしまいます。踵はしっかり踏みますが、足指の付け根に重心を移しましょう。これだけで、丹田に力が入り、お腹が引きあがって背筋が伸びます。

 

肩を下げて肩甲骨を寄せる

…肩を後ろに引き、きれいに鎖骨を浮き出させると、首が長く見え、小顔に見えます。デコルテを美しく見せる為には、肩をいったん上げて後ろに回し、肩甲骨を寄せて下げます。この状態を作る為には、肩甲骨廻り、肩関節の柔軟さが必要です。

→ 簡単にできる方のストレッチ

①足を肩幅に開いて立ち、両手にタオルを持つ

②タオルを頭の上までゆっくり上げる

③そのまま両腕を均等に伸ばしながら耳の後ろに向かって伸ばす

ウェディングドレス

肩関節が柔らかい人は、頭の上を通ってお尻の下までタオルを下ろすことができますが、肩関節が硬くなっていると耳の後ろ程度までしか動きません。無理に動かそうとすると、肩の周辺の筋肉を傷めてしまいます。決して無理はせず、動かせる場所まで動かして8数えましょう。そのあと再びタオルを頭の上まで持ち上げてゆっくり体の前におろします。1日に数回繰り返すだけで、徐々に肩関節、肩甲骨廻りがほぐれてきて、理想のデコルテを作れるようになります。ただし、数日やっても効果はありません。少しずつ根気よく続けてください。

結婚式では列席している方々の視線が花嫁に集まります。美しいウェデイングドレス姿をより輝かせるために、ウェデイングドレスを着た自分をイメージして、姿勢よく立つトレーニングをしましょう。

ウェディングドレス プリンセスライン 欧米の結婚式

LD5066(名古屋店、福岡店、大阪店、新潟店、東京日本橋店で試着可)

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