太り気味、胸が小さい、背が高い、背が低いなど、体形に関する悩みは誰にでもあるものです。
基本は、体形に合ったシルエットのウェデイングドレスを選ぶことですが、同じシルエットでも、ネックラインや袖のデザインによって、体形へのカバー度は異なります。
より体型をカバーする為のデティールへのこだわりについて考えてみましょう。
目次
太っているのが気になる方のチェックポイント
太っているのが気になる方は、隠すより見せる方がすっきり見えることを覚えておきましょう。ただし、きれいに見せる為のポイントは押さえておくことが大切です。
・ネックライン
豊かなバストラインをお持ちの方は長所を生かしてストレートラインのビスチェタイプかVネックが向いています。ただ、ビスチェは、脇肉がはみ出てしまいやすいデザインなので、はみ出ないデザインを選ぶことが大切です。
・ビスチェタイプのチェックポイント
胸元が高いデザイン
脇肉はバストの肉がわきに流れてしまってできるので、バストをしっかり包み込める高さが必要です。
フリルやレースがあしらわれたデザイン
ネックラインと背中の開きに沿ってフリルやレースがあしらわれているデザインは、脇肉と背中の肉の食い込みをカバーします。
ボレロやショールと組み合わせる
レース、オーガンジー、ジョーゼットなどの透け感のある生地で作られたボレロやショールと組み合わせて、脇肉と背中の肉の食い込みをカバーします。
・ビスチェタイプでストレート以外のネックライン
小顔に見せたい場合には、ビスチェタイプであればハートシェイプのビスチェタイプ、肩のついているタイプであればV字のネックラインやオフショルダーが向いています。顔が大きい、首が短い、首が太いなどの悩みをカバーできます。
袖
二の腕の太さが気になる、ビスチェタイプは脇や背中のはみ肉が気なるという方は、袖付きタイプのウェデイングドレスを選択肢に入れましょう。
ただし、腕を出した方がすっきり見える場合もありますし、袖付きの場合には、袖のデザイン、長さによって印象が変わってきます。袖付きにする場合には、すっきり見える袖を選びましょう。
・袖のチェックポイント
長袖でも手首は見せる
手首まで隠してしまうと、却って太く見えてしまいます。7分袖にして手首を見せたほうがすっきりした印象を作れます。
パフスリーブ
袖の部分にボリュームが出るので、腕の太さがカバーできます。
フレンチスリーブ
肩の丸み、脇肉がカバーできます。
避けたほうが良い袖のデザイン
パコダスリーブは、袖口に向かって拡がっていくデザインなので、腕の太さをカバーできるように思われるかもしれませんが、却って全体の印象を太めに見せてしまいます。
ウェストの切り替え位置
ギリシャ神話に出てくるようなエンパイアラインのドレスは、ウェストのくびれがないデザインなので、太った体型をカバーできるように思われるかもしれませんが、反対により太って見えてしまいます。どうしてもエンパイアラインのドレスを着たい場合には、ウェストの切り替えが逆V字になっているタイプにしましょう。
ウェデイングドレスは、普段来ている服より、さらに姿勢の良さ悪さが見た目の印象に大きな影響を与えます。
自分の体型に合ったウェデイングドレスを選べたら、次は姿勢についても考えていきましょう。