今年は暖冬と聞いて安心していたのですが、冬はやっぱり寒いものですね。近いうちに温泉に行きたいHarmonyです。
ところでプレ花嫁の皆さん、ウェディングドレスは、決まりましたか?ドレスを選んだら、次はベールですね。
ベールは長さやデザインが、さまざま。いろいろな種類のものがあります。
目立つ顔の近くに着けるものということもあって、ベールの選び方ひとつでドレス姿の印象がガラリと変わります。TPOにかなっていることなども踏まえながら、妥協せず、似合うベールを選びたいものです。
ここでは、ベールの種類や選び方についてご紹介します。参考にしてみてください。
目次
ウェディングベールには大切な意味がある
花嫁のベールは、古代ローマ時代から存在したといわれる歴史あるものです。魔除けの効果や、純潔を象徴するものとして重んじられてきました。
本来、ウェディングベールには、ドレス姿に華やぎを与えるためのファッションアイテムというだけではない重要な意味が秘められているのです。
また、花嫁の顔を覆うためにベールをおろす「ベールダウン」の儀式は、花嫁を見守り幸せを願う人物(主に母親)の役割です。
そして、新郎がそのベールを上げる「ベールアップ」の儀式を行い、誓いのキスをします。
ゲストへ披露するセレモニーにベールダウンやベールアップを取り入れるかどうかによっても、ベールの選び方は変わってきます。
レースあしらいが華やか!人気の「マリアベール」
フェイス周りに華やかなレースが施されていることが多いマリアベール。聖母マリアが身に着けたことに由来する、女性らしいエレガントな魅力を引き立てる人気のベールです。
しかしながら、注意点もあるので気をつけたいところです。
それは、顔を覆う布が無いデザインのため、基本的にベールアップやベールダウンの演出ができないということ。
また、キリスト教の宗派にも関連性の強いベールなので、一部の教会では着用できない場合があります。事前にチェックして、失礼のないようにしましょう。
カジュアルなステージに似合う「ショートベール」
可愛らしさや爽快感を求める方におすすめなのが、ショートベールです。
ガーデンウェディングや邸宅を貸し切って行うゲストハウスウェディングなど、比較的カジュアルでアットホームな会場で行う結婚式に似合います。そういった会場ではウェディングドレスも、タイトなラインやミニ丈などシンプルなデザインのものを選ぶことが多いと思いますが、そういったドレスとの相性も良好です。
ショートベールにもいろいろなデザインがあります。肩につくくらいの長さがあり、ふんわり風になびいて広がる「フライアウェイベール」は、とても明るくキュートな印象。目や鼻など顔の半分くらいを覆うミニマムな「バードゲージベール」は、50年代頃をイメージしたヴィンテージドレスとの相性が良いクラシックな印象のベールです。
エレガントで動きやすい!「ミディアムベール」
ショートベールほどあっさりしすぎず、ロングベールほどゴージャスすぎず、ほどよい長さを保っているミドル丈のベールです。肘くらいまでの長さを「エルボーレングスベール」、手首くらいまでの長さがあるものを「フィンガーチップベール」といいます。
エレガントさを備えつつも動きやすい点が魅力。ガーデンやレストランなど、ゲストとの距離が近く、ゲストの皆さんとたくさん交流したい場合は、動きやすさを重視して、このくらいの丈を選ぶとよいでしょう。
少し思い切ったミニ丈のドレスや、スタイリッシュな印象が強いシンプルでスレンダーなドレスを選んだ場合、ベールをミドル丈にすると尖りすぎず、少しフェミニンで落ち着いた雰囲気を醸し出せます。ご自身が目指したいイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
フォーマルなウェディングシーンに似合う「ロングベール」
ステンドグラスが輝くクラシックなチャペルや、高い天井に大きなシャンデリアがきらめく披露宴会場をステージにしたフォーマルな印象を求められる結婚式には、「ロングベール」を選ぶとよいでしょう。
ベールの長さは、チャペルの格式などによっても変わります。足首くらいまでの「ワルツベール」から、ドレスのトレーンよりもはるかに長い「キャセドラルベール」まで、さまざまです。
バージンロードをひきずるほど長いロングベールは、華やかで美しいもの。動きやすいようにと考えて、中途半場な長さにするのはやめましょう。ある程度の長さがある方がベールの重みのおかげできれいに広がって見えるので、美しく見栄え良いドレス姿を演出できます。
ドレスのトレーンよりもさらに30㎝以上は長いベールにしたほうが、歩く姿をきれいに見せることができます。
とはいえ、フォーマルに限らずどんなウェディングドレスとの相性も良いのがロングベールの特徴です。ふんわりと広がるプリンセスラインにも、高貴でエレガントなスレンダーラインやマーメイドラインのドレスにも似合い、花嫁の美しさを際立てます。
いかがでしたか?
結婚式の会場やドレスに合わせてベールを選ぶと、スムーズに決められると思います。ドレスショップのスタッフさんと相談しながら、似合うベールを探してみてくださいね。