プレ花嫁の皆さま、こんにちは。日本大好き、日本の芸能界も大好き、趣味は舞台観劇のharmonyです。日本の芸能界やアスリートの皆さんは、国際結婚される人々がたくさんいらっしゃいますね。
海外のパートナーの血が入ったかわいい赤ちゃんが生まれるのは魅力な気はしますが、国際結婚っていろいろと面倒なのでは、という疑問も否めません。
ここでは、国際結婚で知っておきたいことや、インターネットで紹介されている国際結婚を経験した有名人からのアドバイスなどをまとめてみました。参考にしてみてくださいね。
目次
国際結婚した有名人
国際結婚した有名人を挙げてみると、2016年9月に元卓球選手の福原愛さんが、台湾卓球界のプリンス江宏傑さんとご結婚。
2018年11月には女優の中谷美紀さんが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のドイツ人ビオラ奏者のティロ・フェヒナーさんとご結婚。
2014年8月、タレントの関根麻理さんが韓国人歌手のKさんとご結婚など、記憶に新しい事例が続々と出てきます。
ほかにも、米米クラブのカールスモーキー石井さん、俳優のディーン・フジオカさん、モデルの道端ジェシカさん、アーティストの宇多田ヒカルさん、タレントの相原勇さん、タレントの川崎麻世さん、俳優の梅宮辰夫さん、モデルの後藤久美子さん、アスリートのクルム伊達公子さん、女優の寺島しのぶさん、コメンテーターのデープ・スペクターさんなど、たくさんの有名人の方が国際結婚していて、中にはすでに離婚・再婚を経験された方もいらっしゃいます。
国際結婚した有名人からのアドバイス
国際結婚というと、生まれた場所も育ってきた環境も全く異なるふたりが共同生活を送ることになるわけですから、さまざまな軋轢が生じてもいたしかたないような気がします。
実際に1981年に日本人女性と結婚して現在も円満な夫婦生活を継続しているデープ・スペクターさんによると、「よく話し合うことが大事」とのこと。
言葉のハンデがある分、言いたいことが伝わっていない場合があるため、きちんと確認しつつ、何度も繰り返して話し合うことが大切、といったアドバイスをされています。出身が同じで、同じ言葉を話してもすれ違うことがあるのです。国際結婚の場合は、より深い相手への思いやりと配慮が必要ということですね。
2000年にアメリカ人男性と結婚し、女児をもうけ、2014年に離婚した武田久美子さんは、雑誌のインタビューで「考え方の違いが重なって愛情が冷めてしまった、としかいいようがない」と述べられています。
「じわじわとすれ違っていった感じ」ということですから、解りあう努力をする姿勢がいかに欠かせないかということがうかがえます。とはいえ、言葉では簡単に言えることですが、実際に何十年もかけてそれを継続するのは、つらく大変なことですね。
国際結婚で知っておきたいこと
華やかな面やメリットばかりがクローズアップされがちな国際結婚ですが、そういった夫婦間の気持ちの問題だけでなく、実はさまざまな障害やデメリットがつきまといます。
注意すべき制度や手続き
第一に、上に挙げたおふたりも語っておられますが「言葉の壁」。これは、避けて通れません。さらに外国に滞在する場合は、永住権の取得や更新にお金が数十万単位でかかることが普通です。
また、結婚の手続きに血液検査が必要だったり、ウェディングライセンス取得のための書類の申請などに驚くほど時間や手間がかかったりすることも多々あります。
そうしたストレスのせいですぐに離婚してしまうカップルも少なくありません。
離婚する場合の手続きが結婚以上に大変なのですが、子供がいる場合は国境を越えて連れて帰ることが難しくなることも。相手の国の法律などにもよりますが、あらゆる申請などに関して日本よりも時間やお金がかることがほとんどです。
保険制度や年金制度も日本とは違っていますので、病気になった時など身に染みて暮らしにくさを感じることがあるでしょう。
また、国際結婚しても永住権を得られない国もありますので、ビザを申請することになりますが、手続きに時間がかかり、すぐに受領されない場合があります。
自分は日本を出られないのに相手が自分の国に帰らざるを得ないという事態に陥ることもあるので、新婚なのに別居せざるを得なくなり、それが一年以上の長期にわたる場合も多々あります。
さらに外国で移動に車を使いたい場合は運転免許所を取らなければなりませんが、日本の免許は使えないので、その国の運転免許証を取得せねばなりません。そうなれば、まとまったお金が必要になります。
しかも日本に戻ってきたときに運転できるように、日本の免許証も更新しておかなければなりません。都度、日本へ帰国するための飛行機代も必要ですし、何かとお金がかかるのが国際結婚なのです。
もちろんネガティブなことだけではない
外国人のパートナーができることで今まで見たことのない景色が見れて、視野が広がるでしょう。
相手の母国語を身につけ、世界中の友達もでき、グローバルな生活を迎えることができます。
国際結婚は乗り越えなければならない壁が多くありますが、夫婦で乗り越えたからこそできた絆もあるでしょう。
その絆が先の楽しい日々につないでいくといいですね。